本来やりたかった“人を育てること”

本来やりたかった“人を育てること”

赤松正人
お好み焼き店経営
松本市

飲食店を経営して約8年目の頃。創りたいものは創れていて店も繁盛店になっていましたが心は満たされずにぽっかりと穴があいていた状態でした。「俺が一番」、「俺のやり方でやれ」、「俺がやらなければ」従業員を1日何回怒るかが仕事でした。2時間3時間の説教は当たり前。それをやめたかったけれどやめられなかったのが現状でした。そんな時リソースを受講しました。リソースで大反省し、「俺が一番」ではなく、みんなそれぞれ持ち味が違う。それを引き出すことが俺が本当にやりたい事だと気付きました。自分が握りしめていたものを手放すことによって、新たなものが動き出した。仲間を信じる。仲間の将来の手助けをすると決めた。現場では他を圧倒する仕事をしながらも、今は人を育てる側にまわっています。皆が自分の考えを持ち、やりがいを持って働く環境を創る。そのために一人ひとりの力を伸ばすサポートをしている。自分が次の立ち位置に立ったことで、従業員は、自主性や創造力を発揮するようになり自分と従業員の心構えが変わってきています。